第二回授業ログ
目標
・状態とは何かについて考えてみよう
・状態遷移図を使ってプログラムを設計してみよう
・状態変数を用いて,設計したプログラムを実装してみよう
授業の大まかな流れ
・前回書いたストップウォッチの状態遷移図の復習
・状態遷移図からのストップウォッチを実装する方法の説明
・ストップウォッチの実装の演習課題(ダッシュゲームとUFOキャッチャー)の説明
・ペアで課題を作る演習(先に状態遷移図を書いて,教師がレビューする)
・課題は2つ,難易度からダッシュゲーム→UFOキャッチャーの順番でやる
・ペアで取り組む
・状態遷移図にOKがでないと,実装してはだめという縛り
授業資料
ナビゲーション用PTT
状態遷移設計シートペア用(演習用,前回と同じ)
実時間の流れ
・前回の状態遷移図の返却と導入説明(10分)
・状態遷移図からの実装方法の説明(10分)
・ストップウォッチの実装(35分)
・課題の説明(5分)
・ペアで個人で状態遷移図の作成(40分)
→来週も続きをやる
先生の感想
■実装方法の解説について
前回は状態変数を定義する方法にしたが,今回はテキストモーフでやってみる
状態が目で見えるのでこっちの方が分かりやすいと思われる
状態名の後に空白が入って,うまく状態の判定をしてくれないことがあった
コンピュータは空白も文字として扱うと説明した
→コンピュータって頭いいんだか,悪いんだか分かんないねという感想(面白い)
空白をトリムする機能を付けてもいいかもしれない,これは考慮の余地あり
今回は答えを見せた,一回真似して作ってみて,課題で手を動かせばいいと思う
■ストップウォッチの実装演習について
今回はタイピングの再試験を同時平行でやったので,あまりケアはできなかった
また,上記の試験もあり,35分では5割くらいが完了した位だった
■ダッシュゲーム
ダッシュゲームはわざと詳しく仕様を説明しなかったら,状態遷移図で停止状態を作 るか迷っていた
停止状態があるグループもいたが,そうでないグループもあった
大体3回目のレビューで実装OKがでるペアが多い
■UFOキャッチャー
まだ,状態遷移図の提出なし
仕様は細かく提示している
■その他
テキストで状態変数を教える方法は成功かもしれない
変数を定義することも教えてもいい(タイミングは難しい)
反省
ストップウォッチの実装に予想以上に時間がかかったけれど,タイピングテストもやったからしようがないストップウォッチはインパクトはあるけど,最初の課題としては難しいかも
次回に向けて
次回を完全に状態遷移図 その3にするのか,アルゴリズムに入るのか悩みどこ(一週間空くし..)次回は成果物をスキャンすること
Copyright (C) 2007 CreW , All rights reserved.