第3回授業ログ
授業概要
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第三回:自分の好きな曲でオルゴールを作ってみよう
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授業日:2006/11/14
授業内容:
自分の好きな曲を鳴らせるオルゴールを作成する実習を行った。その際、鍵盤を大きく塗ると音が鳴り続けてしまいメロディーに聞こえないため、ため、なぜうまくメロディーが鳴らないのかを考える授業を行った。
宿題を忘れてきた生徒が多かったため、実習の際あらかじめ用意した曲を使用するよう指示した。
授業の大まかな流れ
宿題の確認
まず、宿題の確認を行った。
予想外だったのは、宿題をやってきた児童の少なさである。自分でシリンダーを作ってきた児童は10人ほどで、そのほとんどが女子だった。
宿題を忘れた児童のために、こちらで5種類の曲のプリントを用意したが、自分の好きな曲ではないため、宿題を持ってきた児童にくらべて授業に対するモチベーションは低かった。
Squeak上のオルゴールの音の鳴り方について
宿題の確認をし、宿題を持っていない児童にプリントを渡した後、「うまく鳴らない原因を考える」という講義を行った。
講義では、塗りつぶした鍵盤、大きく塗った鍵盤、線状に細く塗った鍵盤を示し、そのそれぞれに対して、2つのシリンダーの突起が触れたときにどのように音が鳴るかを生徒に問いかけた。
この3つを比較することによって、「色と色が触れ続けている間は音が鳴る」ということと、「音をシリンダーで指定したとおりに鳴らすためには、鍵盤を細く線状に塗ればよい」ということを説明した。
自分の好きな曲でのオルゴール作成
講義が長引いたため、一部の生徒を除いては、好きな曲でのオルゴール作成の実習を十分に行うことができなかった。
生徒の様子
この回は、「音の鳴り方を考える」という講義を行い、鍵盤を線状に塗るように指導した。
queak上で作成した鍵盤を一旦消し、再び書き直すという作業は、コンピュータの操作が苦手な児童にとっては苦痛であり、コンピュータが得意な生徒にとっても、一度作った自分の「作品」を消さなければならないということによるモチベーションの低下が見られた。
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