9.3 仕様の作成

M先生
次は,「 仕様 」を作成しよう.
Sくん
先生,仕様とは何ですか?
M先生
企画書だけで,作品を完成させることはできるかい?
Sくん
大体の内容は分かりますが,細かいところでTさんの考えているものと違うかもしれませんね.
Tさん
そうですね.例えば「金魚がどのように動くのか」とかは,企画書だけからは分かりません.
M先生
ゲーム全体の流れと,登場するキャラクターの外見や動きを少し細かく考えることが必要になるだろう. この作業を「仕様の作成」と呼ぶんだ. 仕様を記述したものが「 仕様書 」だね.
Sくん
なるほど.仕様に関しては,テンプレートはありますか?
M先生
作る作品や登場するキャラクターによって一概に決められないので,テンプレートは自由に記述ができるものを用意しておいた. 工夫して書いてみてくれたまえ.

Sくん
はい.がんばります.

3時間後.....

Tさん
先生,仕様書ができました. ゲームの流れ図 も書いてみました.

M先生
結構時間のかかる作業だろう?仕様書をチェックするときのポイントを簡単に整理しておいたよ.

M先生
ただ細かく書けばよいというものではなく,ポイントを抑えた記述ができているかが重要だよ.

「やってみよう!」

作品の仕様書を書きましょう.