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5.3 実装手段の選択
練習問題5.1 #exercise#
M先生
道のプロジェクトは終わりにして,今度は左端から右端に向かって車を走らせ,右端まで行ったら左端に戻るプログラムを作ってほしい.設計できる?
Aさん
このようになると思います.
テスト
右端ですか?
はい
左にもどれ
いいえ
右へ進め
M先生
すばらしい.では,さっそく実装してみようか.
Aさん
センサーを使うとこのようになります.
M先生
OK.でも今回は違うやり方を考えてみたいと思うのだけど.
Aさん
座標を使ってできるのではないでしょうか?
M先生
まさに.じゃあ,X座標の変数の値を質問に入れてみて.
Aさん
あ,質問タイルではないのにテストに入れることができました.
M先生
変数タイル は, 質問タイル になるよ.でも,代入命令タイルは入らないので注意してね.
Aさん
ほんとだ, 代入文節 は入らないですね.
M先生
変数タイルを質問タイルにすると,自動的に 不等号 や,比較する値が選べるようになる.この場合だとX座標が700(右端)より大きくなったら,元の位置に戻るというプログラムにすればよいね.作ってごらん.
Aさん
できました.あれ,動かない.
M先生
不等号が逆じゃない?
Aさん
ですね.
M先生
Aさんは,「 デバッグ 」の練習が得意ですね.
Aさん
いやみですか?
M先生
いやいや,間違えを直すのはよいプログラムの練習になるんだよ.自力で考えて直していく過程を楽しんでね.
練習問題5.1
節[4.1]
で作った流れ星プログラムを改良して,右端や下端に到達したら,左上からまた落ちてくるようにしてください.
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