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enTrance in SFCの目的…

SFCで学生や職員が知識を共有し、創発できる場の構築

大学は、知識の宝庫です。様々な教育を受けて、様々な環境で育ち、様々な考えをもつ人々が流れ込む場所です。そのような学生や教員は、お互いの知識のインターアクションを通して成長していきます。インターアクションが多ければ多いほど、知識の成長も大きくなってゆくと考えています。大学の価値の大部分はこのようなところにあるのではないでしょうか?

しかし、今のSFCでは、知識を最大限に生かせていないと考えています。その理由を二つ下に述べます。

1.大学スコープでのインターアクションの場が存在しない

SFCの学生にとって、知識のインターアクションの場として提供されているのは「サークル」「研究会」「研究プロジェクト」「グループワーク」などといったものです。残念ながら、これらはSFCの中でも小さなコミュニティーでしかありません。大学という知識の宝庫のほんの一部分しか生かせていないのです。大学の知識を最大限生かすには、SFCの学生と教員全員が相互に知識を影響し合える場が必要だと考えています。

2.大学から知識は流れ出れしまう

一般的に学生は大学に入り、四年間かけて知識を育て、卒業してしまいます。卒業したときにその貴重な知識は論文という形ぐらいでしか大学にはのこりません。もっとたくさんの前人の知識を大学に残すことで、大学の知識は質・量・広さともに伸びると考えています。そして学生はそのたくさんの知識とインターアクションすることで、更なる成長が望めると考えています。

目指すものは、大学全体、そして時間軸にもとらわれない知識の有効なコラボレーションの場、「知的創発環境」です。我々はこのようなことを、enTranceプロジェクトの目標だと考えています。

 

enTrance のネーミング

enTranceという名前には、「知識空間への入り口」という意味がこめられています。
これに加え、"entrance"を動詞として使えば、「夢中になる」といった意味があります。例として、"I became entranced with the idea"=「私はそのアイディアに夢中になった」となります。