10. WWWビューア

PANでは、インターネットを用いた、遠隔地にあるWWW, Gopher, FTP などの情 報サービスへの情報アクセスを行なうことができます。

PANでインターネットへの情報アクセスを行なう場合には、机のメニューの机 のメニューのの中からを選びます。あるいは、[w]のキーを押しても結構で す。

しばらくすると、以下のような WWW ビューアがスコープ画面内に表示されま す(環境設定でWWWビューアとして「独立」 を選択している場合は、別にウインドウが開きます)。

             

10.1 基本操作

WWWビューアにはインターネット上の情報をアクセスした結果が表示されます。 ビューアを開いた時にアクセスできないという内容のエラーが出た場合は、環 境変数 WWW_HOME で最初に開くページを定義してください。

ビューアに表示される内容はハイパーテキストになっています。テキストの中 で、青色で書かれた下線が引かれている部分は、アンカと呼ばれ、他の情報に 移ることができることを示しています。アンカの部分を左ボタンでクリックす ると対応する情報に移ります。ハイパーテキストでは、この操作を繰り返すこ とで、情報を検索することができます。

を押すと、一つ前のページに戻ることがで きます。[b]キーを押しても同様です。
また、一度、前のページに戻った場合 にを押すと、先のページに進むことがで きます。[f]キーを押しても同様です。

また、を押すと、ホームページ(ビューアを 開く際に最初にアクセスするページ)に移ります。
を押すと、アクセスする先を指定すること ができます。アクセス先にはURLを指定します。URLについては、
url-primer を参照してください(英語です)。
を押すと、現在表示しているページを再 度アクセスします。表示しているページが新しくなった場合などに使用します。

ビューアを置いている場所を移動した場合には、ビューアの端のやや暗くなっ ている部分をつまんで動かすと移動できます。また、現在は、ビューアの大き さを変更する機能は実現していません。

10.2 カードの作成

PANではWWWビューアでアクセスしたページに対応したカードを作ることができ ます。

カードを作るには、対応するページをWWWビューアに表示させ、次にアイコンをドラッ グします。そして、ドラッグしたまま移動し、机の上でボタンを離します。
※ この一連の操作をドラッグ&ドロップといいます。
すると、以下の例のようなカードができます。

                    
カードには、対応するページの表題(ページャ上部に表示)がコピーされます。 これは単なるテキストなので、カードの書き込み操作によって自由に内容を編 集することができます。
また、カード作成の前にページャのテキストの内容を範囲指定しておけば、そ の範囲のテキストが、作成するカードにコピーされます。範囲指定は、指定し たい部分を左ボタンでドラッグすることで行なえます。

10.3 カードから情報を再アクセスする

WWWビューアから作成したカードから、そのカードに対応するインターネット 上のページを再びアクセスすることができます。

再アクセスをするには、カードに左下についているアイコンをクリックするか、 カードのメニューからを選択します。すると、 ビューアに対応するページが表示されます。
※ もちろん、その時点でページにアクセスできない場合には、見つかりません という内容のメッセージがでます。