赤ハロ
オブジェクトに関する細かい設定や操作をすることができます.
あるオブジェクトを他のオブジェクトに 埋め込み ,一体化させたい場合は,「埋め込む先」をクリックして, 埋め込みたいオブジェクトを選択します.埋め込まれたオブジェクトのハロを表示させるためには,複数回のAlt(Macの場合はAppleキー)+クリックが必要です.
紫ハロ
オブジェクトの色を設定することができます.表示されたパレットから設定したい色を選択します.
パレットの上部にあるバーをドラッグすると,オブジェクトの 透明度 を設定することができます.
輪郭線の幅 を変更したい時は,「輪郭線の幅」と書かれている部分をドラッグします.
○ハロ
オブジェクトを たたむ ことができます.
自分で絵を描いたオブジェクトは画面左上に 縮小表示 されます. 戻すときは縮小表示されているオブジェクトをクリックします.
部品フラップに格納されているオブジェクトはバーのような状態になります.戻す場合はバーの右にある○ボタンをクリックします.
茶ハロ 黒ハロ
オブジェクトを移動させるためのハロです.
赤ハロを使って埋め込まれたオブジェクトを取り出す時には,黒ハロを使いましょう.
四角ハロ
四角ハロをクリックすると,そのオブジェクトを表すタイルを取得することができます.
四角ハロで作ったタイルは,「 ドット 」と書いてある部分や,オブジェクトの名前が書いてある部分に入れることができます.
ペイントツール
ペイントツールの使い方は以下の図を参考にしてください.
ペイントツールの下にある, 直線ボタン をクリックすると,様々な図形を簡単に描くことができます.
ワールドメニューの「 プロジェクトをファイルに保存 」をクリックすると,現在表示しているプロジェクトだけを保存することができます.
保存の前に,データを保存する場所を確認するウィンドウが表示されるので,「保存」をクリックします.
ファイルはSqueakフォルダの「 Squeaklets 」というフォルダに保存されます.ファイル名は「プロジェクト名 .pr 」です.
この方法では,現在表示しているプロジェクトだけが保存できます.プロジェクトが入れ子になっている場合, 子プロジェクト は保存されないことに注意してください.
プロジェクトを読み込みたい場合は,Squeakの画面に読み込みたいプロジェクトのファイルをドラッグ&ドロップしましょう.
全てのオブジェクトはペンを持っていて,オブジェクトが移動した 軌跡を描画 することができます.
「 ペン 」カテゴリの「 ペンが下りているか 」を「はい」にすると軌跡が描画されます.
ペンの軌跡を消すには「 ペン軌跡を全て消す 」を実行します.軌跡を描いたオブジェクトに関係なく, 全てのペンの軌跡が消されることに注意してください.
刻み値
スクリプトが1秒間に繰り返す回数のことです.
刻み値を変更するには,スクリプトの時計のマークを長くクリックします.刻み値の初期値は毎秒8回です.
メニューに表示される以外の刻み値に設定したい場合は,メニューの「その他」をクリックし,設定したい刻み値を入力します.
オブジェクトには「進む」を実行したときに進む 方向 と,「回す」を実行した時の軸となる 重心 があります.
ハロを表示したときに一緒に現れる緑の矢印が向きです,青い丸が重心です. 方向の矢印はドラッグで,重心の丸はシフト+ドラッグで変更することができます.
ハロを表示しても方向と重心が表示されない場合, 赤ハロのメニューから「 向きハンドルを表示します 」をクリックしてください.
全スクリプト を使うと,全てのオブジェクトの全てのスクリプトを繰り返し実行することができます.部品フラップから取り出せます.
Go をクリックすると,全てのオブジェクトの全てのスクリプトを繰り返し実行します.
Step をクリックすると,全てのオブジェクトの全てのスクリプトを1回実行します.
Stop をクリックすると,全てのオブジェクトの全てのスクリプトを停止できます.
GoとStepをクリックしても,スクリプトの状態が「マウスダウン(節[ボタン]を参照)」のものは実行されません.
スクリプトの操作
あるスクリプトを繰り返し実行したり,ストップしたりするための命令タイルがあります.
「スクリプトの操作」カテゴリの「 チクタクにする 」,「 ポーズにする 」という命令タイルを使いましょう.
「走行スタート」のスクリプトを1回実行すると,「走る」という名前のスクリプトを繰り返し実行するプログラムは,以下のようになります.
「( 空スクリプト )」の部分をチクタク・ポーズにしたいスクリプトの名前へ変更するのを忘れないようにしてください.
繰り返し実行したいスクリプトがあるオブジェクトのビューアーからタイルを取るようにしましょう.
見た目を似せる
オブジェクトの見た目だけを他のオブジェクトに変更することができます.
「その他」カテゴリの「見た目を似せる」タイルを使います.見た目を似せたいオブジェクトの四角ハロから, オブジェクトを表現したタイルを取ってきて,ドットと描いてある部分に入れましょう.
オブジェクトが摩り替わるわけではなく,見た目だけを変更します.スクリプトは入れ替わりません.
間違えて,見た目を似せてしまって,戻したい見た目のオブジェクトがない場合は,赤ハロの「 新しい画像を選ぶ 」をクリックし,元に戻したい画像を選択します.
ボタン を簡単に作ることができます.部品フラップから取り出せます.
ボタンはクリックしてもつかめないような設定になっているので,移動は黒・茶ハロで行います.
ボタンにスクリプトを作り,時計の右隣の楕円系の部分をクリックすると,スクリプトが実行されるタイミングを選択することができます. 「 マウスダウン 」を選択すると,そのスクリプトはボタンがクリックされた時に一度だけ実行されます.
ボタンのラベルはボタンに付けた名前に応じて変わります.「スタートボタン」と名前をつけると,ラベルには「スタート」と表示されます.
ボタンの名前とは無関係にボタンのラベルを変更したいときは,赤ハロの「 ラベルを変更 」をクリックします.
スライダ
ゲーム等の操作用に便利な部品です.部品フラップから取り出せます.
「スライダ」カテゴリのタイルによって,スライダのノブに連動したスライダの数値(0から1まで)を取得することができます.
ジョイスティック
ゲーム等の操作用に便利な部品です.部品フラップから取り出せます.
「ジョイスティック」カテゴリのタイルによって,スティックを倒した方向とその量を取得することができます.
テキスト を作ることができます.部品フラップから取り出せます.
テキストの文字列を操作したい場合は,「テキスト」カテゴリを使います.
フォント や文字の大きさ, 書式 を変更したい時には,オブジェクトの下に表示される3つのハロを使います.
出現させる 隠す
表示カテゴリにある「出現させる」「隠す」タイルを使うと,オブジェクトを一時的に隠したり,出現させたりすることができます.ゲーム製作等に便利です.
「隠す」を実行すると,オブジェクトが透明になります. 「出現させる」を実行すると,透明なオブジェクトを再度出現させることができます.
隠したオブジェクトを表示できなくなってしまった場合は,ワールドのビューアーを開き,「遊び場」カテゴリの「隠したものを出現させる」命令を実行します.
wavファイル (Windows標準の音声ファイル)をSqueakに取り込んで,再生や停止といった作業をスクリプトで実行することができます. ゲームに効果音やBGMを付けたいときに便利です.
wavファイルをSqueakの画面にドラッグ&ドロップした時に,エラーメッセージが表示される場合は,了解を選択し,以下の事柄を確認してください.
カテゴリレベルの変更
ビューアーに用意されているタイルの種類を変更することができます.ワールドメニューのヘルプから,カテゴリレベルの変更を選択します.
それぞれの設定基準に関しては,メニューの解説を見てください.