T-codeとTUT-codeの一番大きな違いは、T-codeは漢字とかなを区別せず、もっぱら頻度情報に基づいてコードを割り付けているのに対し、TUT-codeはかなについては規則的に割り付けている点です。
一つは、「かな」が短時間でタッチタイピングできるようになることです。
パソコンやワープロで漢字を入力する時、一般的には、人間は「かな」を入力し、「漢字」への変換は機械にまかせます。これがいわゆる「かな漢字変換」システムです。一方、「かな漢字変換」によらずに、漢字を直接入力する方法があります。これを「漢字直接入力」と呼んでいます。
TUT-code入力では、「漢字」を直接入力でき、かつ、かな漢字変換と共存できるというのが、もう一つの特長です。