3.1 今週の目標
学習内容
- Unixを利用していく上で基本となり,またWebサイト制作の過程でも必要になるディレクトリとツリー構造の概念を学ぶ
- ディレクトリとツリー構造の概念を踏まえた上で,ファイルパスの指定方法を学ぶ
- ディレクトリやファイルの操作に関する具体的なコマンドを知る
- ディレクトリやファイルに対するアクセス権の管理の必要性を理解し,保護モード(アクセス権モード)の設定方法を知る
学習の目的
今週はディレクトリとツリー構造という概念を学びます.これらの概念は主にファイルの保管の仕方に関係します.これらの概念を理解することはUnix環境で作業を行うための前提条件です.Webサイトの制作という文脈では,特にサイトの構造を設計する段階でこれらの概念に対する理解が試されます.
次にディレクトリとツリー構造の概念を利用して,ファイルの保管場所を指定する為のファイルパスという概念を学びます.
コマンドによるファイルやディレクトリの操作を行うことで,ディレクトリとツリー構造の概念の定着を目指します.
最後にディレクトリやファイルに対してのアクセス権という概念を学び,それらを管理する際に必要となる保護モード(アクセス権モード)の設定方法を学びます.
キーワード
ディレクトリ(directory),ホームディレクトリ (home directory),ツリー構造(tree structure),パス名(path name),絶対パス名(absolute path name),相対パス名(relative path name),ルートディレクトリ(root directory),カレントディレクトリ(current directory),ワーキングディレクトリ(working directory),オプション(option),引数(argument),アクセス権(access right),保護モード(アクセス権モード)