1.1 ログイン
コンピュータの利用開始のことをログイン(login)といいます.
ディスプレイ(画面)に次のように表示されているはずです.
Login
password
ディスプレイが真っ暗な場合には,待機状態になっていますので,マウスを少し動かして,少し待ってみてください.それでも,ディスプレイが真っ暗な場合には,ディスプレイの電源スイッチが入っているかどうか確認してください.
この画面のことをログイン画面と呼びます.コンピュータを誰も利用していない状態では,このログイン画面が表示されています.
ここに自分のユーザ名とパスワードを入力してログインしましょう.
人にパスワードを知られないようにするため,入力したパスワードは表示されません.ログインするまでに10秒くらいかかることもありますので,画面が暗くなっても慌てないでください.ログインすると,次のように複数のウインドウが表示されます.
コンピュータを使い終ったら,ログアウトして次の人がそのコンピュータを使えるようにしないといけません.コンピュータの利用を終了するときにログアウト (logout)を行います.
ログアウトするには,以下のようにします.
左上にある``CONSOLE"と書かれているウインドウをコンソールウインドウ(console window)と呼びます.
このウィンドウはログアウトする時だけに使います.
ここでlogoutと入力するとログアウトします.
注意
ログインした時に最初に登場した4つのウィンドウ以外のウィンドウが開いているときは,必ずそれらを終了してからログアウトすること.
終了せずにログアウトをすると,コンピュータに負担がかかったままとなり,ネットワークの不調の原因にもなるので絶対にしないこと.
必ずログアウトしてから席を離れてください.ログアウトできなくなったら ITCもしくはCNSコンサルタント(内線52512,52519)に連絡してください.
● 練習問題
ログインとログアウトを2回くらい繰り返しやってみましょう.
また,パスワードをわざと間違えて入力したり,コンソールウィンドウ以外でlogoutと入力をした時,どのような結果になるのか試してみましょう.
マウスの操作
マウスを机の上で少し動かしてみて下さい.マウスの動きにつれて,画面上で X マークが動いているはずです.このマークは,ウインドウの中に入ると I や矢印に変わり,そのウインドウの枠の色が変わります.この画面上の X や I のマークのことを, マウスカーソル(mouse cursor)あるいは簡単にカーソル(cursor)といいます.マウスカーソルは指や時計などに変わることもあります.キーボードからの入力をしてみましょう.右下にある自分のログイン名が書いてあるウインドウを端末ウィンドウといいます.
このウィンドウにマウスカーソルを入れて,キーボードから文字を入力してみましょう.入力された文字がウインドウに表示されたはずです.入力された文字は,BackSpace キーを押せば,消えます.
ウィンドウの操作
- ウインドウの移動方法
マウスカーソルを移動したいウインドウの下の図のBの部分に持っていって,マウスの真中のボタンを押し,押したまま動かします.ボタンを押したままマウスを動かすことをドラッグと言います.するとウインドウの外枠に沿った大きさの点線を動かすことができます.好きな位置に動かし,ボタンをはなせば,新しい位置を決定することができます. - ウィンドウをアクティブにする
ウィンドウにマウスカーソルを持っていくと,枠の色が青から赤に変わります.こうすることで初めてそのウィンドウに入力ができる状態になります.この入力可能な状態をアクティブ(active)といいます. - ウインドウの重なりを変える方法
マウスカーソルを隠されているウインドウの図のBの部分に持っていき,左ボタンを押します.上にある邪魔なウインドウを下に持っていく方法もあります.マウスカーソルを下に持っていきたいウインドウの,前図のBの部分に持っていき,右ボタンを押すと,そのウインドウを一番下に持っていくことができます. - ウインドウの大きさを変える
大きさを変更したいウインドウの,前図のDのところにマウスカーソルを持っていき,マウスのボタンを押すと,外枠に沿った点線がでるので,そのまま動かします. - ウインドウの整理
画面上にたくさんウインドウがあると,繁雑で使いにくくなります.そこで,当面必要のないウインドウは,アイコンと呼ばれる小さなマークに変えることができます. 下の図のCのところにマウスカーソルを持っていき,ボタンを押します.アイコンに変わったウインドウは,その上でマウスの左のボタンを押すと,また元の大きさのウインドウに戻ります.