PAN/KJを起動する際に図解ファイル名を指定しなかった場合には、何というファ
イル名で保存するかを聞いてきます。適切なファイル名を入力してください。
9.2. 別名で保存
現在の図解を違うファイル名で保存するには、机のメニューからのを選択します。ま
た、[Control+E]を押しても行なえます。
何というファイル名で保存するかを聞いてきますので、入力します。を選択すると、入力した新しいファイル
名で保存されます。その後、PAN/KJでは、その図解には、新しいファイル名が
つけられます。つまり、その後を行なうと新
しいファイル名で保存が行なわれるようになります。
9.3. 読込み
図解をファイルから読込むには、机のメニューからのを選択します。また、
[Control+O]を押しても読込みが行なえます。
現在の図解を保存していない場合には、その前に保存するかどうか聞いてきま
す。保存する場合、書き込むファイル名を聞いてきますので、入力します。
9.4. 新規作成
図解を白紙の状態から作成したい場合には、机のメニューからのを選択します。ま
た、[Control+N]を押しても行なえます。
現在の図解を保存していない場合には、その前に保存するかどうか聞いてきま
す。しばらくすると、机の上になにも乗っていない状態に変わります。
9.5. 図解のファイル構造
PAN/KJで扱う図解は、1つ以上のファイルによって構成されます。もっとも単
純なものは、1つの図解ファイル(PANファイル)のみからなります。図解ファイ
ルは、PAN/KJで図解を読込む際に指定するファイルです。慣例として、ファイ
ル名の最後に.panをつけますが、必ずつけないといけないことはあ
りません。
画像や音声データを含む図解の場合には、さらに複数のファイルを必要としま す。これらのメディアデータを置くために、PAN/KJは図解データディレクトリ を用意します。図解データディレクトリ名は、図解ファイル名の後ろに .dataをつけたものになります。例えば、図解ファイル名が sample.panの場合、図解データディレクトリ名は sample.pan.dataになります。
図解データディレクトリは、図解中にメディアデータを作成すると作成されま す。ただし、文書の内容は図解ファイル中に記録されますので、文書データを 作成する時には作成されません。既にある画像や音声ファイルを図解に取り込 む場合には、この図解データディレクトリ内に移す必要があります。PAN/KJか ら、新規画像作成や音声録音を行なった場合には、図解データディレクトリ内 に適当な名前のついたデータファイルが自動的に作成されます。