これまで解説した評価方法を採用すると,最終的にはチャートの各モジュールに対して,表[チャート評価のデータ例]のような 評価結果を作成することができる.各不良に対する妥当な配点基準を設定することで,チャートの評点を「-点」という形 で表現することもできるだろう.
不良が指摘された階層による評価の変化に関しては,各レベルごとに不良の存在する割合を算出して 判断するという方法を取っている.この点に関しては,より確立した方法論を考案することがこの評価方法の課題といえるだろう.
Lv | 対象行数 | 構造対象行数 | 日本語不良 | 目的不明確 | 構造不良 | 粒度不良 | 日本語不良% | 目的不明確% | 構造不良% | 粒度不良% |
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合計 | 24 | 16 | 0 | 10 | 15 | 15 | 0/24(0%) | 10/24(41%) | 15/16(93%) | 15/16(93%) |
Lv.1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0/1(0%) | 0/1(0%) | 0/1(0%) | 0/1(0%) |
Lv.2 | 4 | 2 | 0 | 3 | 2 | 2 | 0/4(0%) | 3/4(75%) | 2/2(100%) | 2/2(100%) |
Lv.3 | 4 | 2 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0/4(0%) | 0/4(0%) | 2/2(100%) | 2/2(100%) |
Lv.4 | 7 | 3 | 0 | 4 | 3 | 3 | 0/7(0%) | 4/7(57%) | 3/3(100%) | 3/3(100%) |
Lv.5 | 8 | 8 | 0 | 3 | 8 | 8 | 0/8(0%) | 3/8(37%) | 8/8(100%) | 8/8(100%) |