これまで解説した分類によって,レビューの際に不良箇所を指摘する方法が異なるので,それをまとめておくことにする. こうした指摘方法は些細な事柄に感じるかも知れないが, レビュアーとレビューを受ける者が方法を共有していることで,不良の位置を正確に伝達することができる.
日本語不良
単一の不良項目を指摘する.
目的不明確
単一の不良項目を指摘する.
構造不良
不足の場合,達成が不可能と考えられる項目を指摘する.
矛盾の場合,矛盾している2つの項目をペアで指摘する.
粒度不良
まとめることができる項目を全て列挙して指摘する.