言霊のサイト(https://crew-lab.sfc.keio.ac.jp/projects/kotodama/nanaeditor)から ナナエディタの圧縮ファイルをダウンロードして解凍すると上のようなフォルダができるので, NanaEditor.batをダブルクリックして実行します.
次にコンパイル時の送信設定を決定します. コンパイル時にソースコードを開発者に送信して良い場合は「はい(Y)」を,送信したくない場合は「いいえ(N)」を選択します. 「はい(Y)」を選択した場合は,コンパイルする度にソースコードとコンパイルの結果が送信されることになります. 言霊の開発者にとってユーザのソースコードは開発の際に非常に有益なものとなるので,送信設定はできるだけ「はい(Y)」を選択するようにして下さい.
送信設定で「はい(Y)」を選択すると,差出元IDの入力に進みます. 適当な名前を入力して「OK」を押してください.全角でも半角でも構いません. 差出元IDはソースコードとコンパイル結果を送信する際に,言霊開発者が送信者を識別するために利用します. 開発者がユーザ別にデータを管理するのに使う以外の目的には使用しません.
インストールが完了すると上のようなダイアログが出ます. ナナエディタのアイコンをダブルクリックして利用を開始して下さい.
プログラムは以下のような手順で作成します.
メニューから「ファイル→新規」を選択するとファイルが新規作成されるので,作成されたファイルに言霊のソースコードを書きます. ソースコードが完成したらメニューから「ファイル→名前を付けて保存」を選択します. すると,ファイルの名前を付けるダイアログが開くので,適当なフォルダを選択し,ファイル名(N)に名前を入力して保存します.
メニューから「ファイル→開く」を選択し,フォルダから編集したいファイルを選択すると,ファイルが開きます. 編集後,メニューから「ファイル→上書き保存」を選択すると編集後のファイルが保存されます.
ソースファイルが完成したらコンパイルに進みます. メニューのコンパイルボタンを押すかメニューから「言霊→コンパイル」を選択するとソースファイルがコンパイルされます. ソースファイルを保存してからコンパイルを行ってください. 保存せずにコンパイルを行うとファイルの保存ダイアログが開きます. 適当なフォルダを選んで保存してから再度コンパイルを行って下さい.
コンパイルが成功すると,結果に「コンパイル成功」と表示されます.この場合は次のステップである実行に進むことができます.
コンパイルに失敗するとエラーメッセージが表示されます.この場合はメッセージを参考にソースコードを修正し,再びコンパイルします. コンパイルが成功するまで修正を続けて下さい.
送信設定を許可している場合は,コンパイルの度にソースコードとコンパイル結果を開発者に送信します. ネットワークに接続されていないと上のようなエラーダイアログが出ますが,気にしないで良いです. ネットワークに接続されたときにまとめてデータが送信することになります.
コンパイルに成功するとプログラムを実行出来ます. メニューの実行ボタンを押すかメニューから「言霊→コンパイル」を選択すると上のようなウィンドウが開き, プログラムが実行されます.
言霊は開発中の言語なので,日々コンパイラも変更されています.ナナエディタを利用するにあたって最新のコンパイラをダウンロードして下さい. ネットワークに接続されている状態で,メニューから「ヘルプ→コンパイラの更新」を選択すると最新のコンパイラが入手できます.
ナナエディタのフォルダを削除するだけでアンインストールできます.一般的なソフトウェアのようにレジストリへの書き込みは行っていませんのでご安心下さい.