第2回 エディタと電子メール


2.1 今週の目標

学習内容

  • テキストエディタを用いて文書を編集,保存,読み出す
  • 日本語入力の方法を学ぶ
  • 電子メールが送受信される仕組みを学ぶ
  • 電子メールを用いたコミュニケーションの方法を学ぶ

学習の目的

今週はテキストエディタを用いて,日本語による文書を書き,それを編集するという操作を練習します.以後のWebサイト作成において基本となるもので,テキストエディタによって自由に文書を作成,保存,編集できるようになることが求められます.

続いて,Wanderlustを例に電子メールを用いたコミュニケーション方法を学びます.電子メールがどのような仕組みで実現されているのかもあわせて理解し,他のメールクライアントでも必要な情報を自分で設定し同じように使えることが目標とされます.

キーワード

電子メール(electronic mail),メールアドレス(mail address),メールサーバ (mail server),メーリングリスト(mailing list)

2.2 日本語の入力方法

入力モードの切り替え

これまでは英文字のみの入力でしたが,emacsで日本語を入力するにはどうしたらいいでしょうか.

日本語入力モード(ローマ字かなモード)と英字入力モード (透過モード)の切り替えには,次のようにします.

キーボードによっては, `¥'(円記号)の代わりに `\'(バックスラッシュ)というキーがついていることがありますが,コンピュータはこの二つの文字を同じものとして扱います.

ローマ字入力

日本語入力モードで,英文字を入力すると,ローマ字と解釈されひらがなが縦棒の間に表示されます. かな漢字変換中の部分を囲む縦棒のことをフェンス(fence)といいます.

かな漢字変換

フェンス内のひらがなを漢字にするにはかな漢字変換を行います. CNS では Wnn と呼ばれるかな漢字変換方式を使っています.

注意
初めて漢字変換を行なうと,自分用の辞書を作るか聞いてきます.メッセージが正しく表示されませんが,すべて ` y ' と答えて下さい.

一度で正しく変換されなかった場合には,フェンスの中にあるうちに修正します.

・korehanihongonotekisutodesu(これはにほんごのてきすとです) を変換すると
|これは 日本語の テキストです|
と表示されます.

・文節はスペースで区切られて表示されています.
・修正したい文節には次のようにして移動します.
 - 右矢印キーまたは C-f で,右の文節に移ります.
 - 左矢印キーまたは C-b で,左の文節に戻ります.
残念ながらマウスでは移動できません.
・文節の分け方が間違っている場合は,次のようにして変更します.
 - C-o で,文節の長さを伸ばします.
 - C-i で,文節の長さを縮めます.
・同音異義語の選択が間違っている場合は,次のようにして変更します.
 - 下矢印キーまたは Space キーまたは C-n で次候補.
 - 上矢印キーまたは C-p で前候補.
 - ESC-s で候補の一覧を表示させ,その候補の中から矢印キーまたは C-f(右) , C-b(左) , C-n(次の行) , C-p(前の行) で正しい候補のところにカーソルを持っていき, Enter キーで選択します.

● 練習問題

次の文章をファイルtest2として作成しましょう.一続きに一文を打ち込んで, C-f C-b C-o C-i C-p C-n M-s などを試してみましょう.

私は昨日病院に行った.
李も桃も桃のうち.
庭には二羽鶏がいる.
貴社の記者が汽車で帰社した.
ここで履物を脱いでください.
      

● 練習問題

自分の自己紹介文を自由に書いて selfintroduction という名前で保存しましょう.

2.3 文書の編集

長い文章の編集

emacs で画面に入りきらないほど長い文章を編集する時は, 一部分だけが表示されています. 表示位置を変更することをスクロール(scroll)すると言います.

まず,長い文章の例として Emacs Tutorial を見てみましょう.これは,Emacs の入門用テキストですが,今はスクロールの練習が目的なので,内容を読む必要はありません. C-h t と入力するか,マウスを使ってメニューから [Help]→[Emacs Tutorial] を選択すると表示されます.

文字列の検索や置換など,emacsを用いて他にもいろいろなことができます.余裕のある人は自分で調べてみましょう.

コピー&ペースト

文章の一部をコピー(copy)し別の場所にペースト(paste)(張りつけ)することができます.

ファイルの挿入

文章を書いている最中に,以前作ったファイルの内容をそのまま取り入れたいときがあります.これをファイルの挿入(insert)といいます.
カーソルを,挿入を行いたい場所に持っていき, C-x i と入力すると,エコーエリア(画面の最下行)に,

Insert file: 

と表示され,挿入するファイルの名前)を聞いてきます.

ここに挿入したいファイルの名前を入力すると,カーソルがあった位置に指定したファイルの内容全てが挿入されます.

注意
ここで入力しているのはファイル名ではなく正確にはファイルパス(ファイルが保存されている位置)になります.詳しくは次週に学びます.

● 練習問題

前に作った test というファイルを開き,その中の好きな場所に test2 のファイルの内容を挿入し, test3 という別のファイル名で保存しましょう.

2.4 電子メール

電子メール(electronic mail)は,コンピュータネットワークを使って文章などを相手のコンピュータに届ける仕組みです.省略して単にメールということもあります.電子メールを使うと,キャンパス内だけではなく,インターネットを通して世界中のいろいろな人とコミュニケーションを取ることができます.

SFCでは学生・教員・職員全員が電子メールを使うことができ,主に以下のような用途に活用されています.

電子メールを使う上で必要なもの

(1) メールアドレス

普通の手紙と同様,電子メールにも宛先があります.この宛先のことをメールアドレス(mail address)といい,ユーザー名と組織名を @ で繋いだ形で表されます.

SFCの場合も同様で,例えばユーザ名がt03000tfの場合のメールアドレスは

t03000tf@sfc.keio.ac.jp
となります.

(2) メールサーバ

手紙のやり取りは必ず郵便局を通して行われるように,コンピュータネットワークの世界にも郵便局のような役割を果たすコンピュータが存在し,メールサーバ (mail server)と呼びます.

メールサーバは基本的にドメイン毎に最低一つ存在し,電子メールのやり取りは必ずこのメールサーバを通して行われます.メールを送信する送信サーバ(SMTPサーバなど)と受信する受信サーバ(POPサーバなど)と区別して呼ぶ場合もありますが,実際は一つのメールサーバが送信と受信の両方の役割を兼ねている場合が多いです.SFCの場合も送信・受信共に,mail.sfc.keio.ac.jpという名前のメールサーバによって行われています.

(3) メールクライアント(メールソフト)

コンピュータで文章を書くためにemacsというソフトを使うように,電子メールをやり取りするためにも専用のソフトが必要です.

代表的なものとして,Unixで動くmew や Wanderlust.Windowsで動く,Becky! や AL-Mail, OutlookExpress.Macで動く Mail などがあります.情報処理の授業ではWanderlustを例に説明していきますが,各自の自分の環境や好みに応じたメールクライアント(メールソフト)を選んで使用してください.

メールクライアント(メールソフト)を使うためは,最低でも使う人のメールアドレスと,送信・受信メールサーバの名前を登録しておく必要があります.

電子メールの仕組み

プロトコル

コンピュータネットワーク上で情報を通信するためにはそれぞれについて,通信上の約束事があります.この約束事のことをプロトコルと呼びます.(詳しくは第5週コンピュータネットワークで学びます)電子メールの場合は送信と受信にそれぞれプロトコルが存在し,送信の場合は通常SMTP (Simple Mail Transfer Protocol)というプロトコルを,受信の場合はPOP (Post Office Protocol)というプロトコルを使用しています.

受信の際に使われるPOPは暗号化の方式によってAPOP,POP over SSLなど様々な種類があり,メールソフトによって対応する方式が違うので注意してください.CNSではよりセキュリティの高いAPOPを使用しています.詳しくはITCのページを参照してください.

送信

電子メール送信の仕組み
  1. ユーザが電子メールを送信すると,その情報は手元のコンピュータからまずメールサーバに送られます.
  2. メールサーバは宛先を調べ,もしそれが自分の組織内の人である場合には,自分のところに貯めておきます.
  3. 宛先が別組織の場合には,その組織を管理しているメールサーバを探しだし,そこにメールを転送します.

受信

電子メール受信の仕組み
  1. メールサーバは自分の組織宛のメールが届くと,それを各ユーザのメールボックスに振り分けます.この時点でメールのデータはメールサーバにあり,ユーザはまだメールが届いたことを知りません.
  2. ユーザがメールソフトを起動し,メール受信の操作をすると,メールサーバに自分宛のメールが届いているかどうかを聞きに行きます.(Wanderlustの場合は起動するだけでメールサーバに問い合わせを始める.)
  3. メールが届いている場合には,メールサーバはメールをユーザのコンピュータへ内容を転送し,そのユーザのメールボックスを空にします.

同じ人が複数のコンピュータからPOPでアクセスすると,そのたびにメールが別々のコンピュータに取り込まれてしまい,ばらばらになってしまいます.例えば大学のコンピュータと自宅のコンピュータとで交互にPOPでアクセスすると,メールはそれぞれのコンピュータに分散してしまいます.そこで普通はいずれか1台を除いて「メールをサーバに残す」という設定をメールソフトで行っておき,メールがばらばらになってしまうのを防ぎます.

2.5 電子メールを送る

電子メールを使うための準備

電子メールはメールサーバというところで管理されています.電子メールを受信したり,送信するときは必ずこのメールサーバにアクセスをしています.そこで電子メールを使うためには,CNSのコンピュータにログインするパスワード以外にこのメールサーバにアクセスするための専用のパスワードを用意しておく必要があります.

まず,端末ウィンドウで

% mailsetup
	

と入力します.あとは画面の指示に従ってください.

----------------------------------------------------------------------
[Mail environment setup: Language Setting]
----------------------------------------------------------------------
Please choose language
    j: Japanese (EUC-JP)
    e: English
    q: Quit
----------------------------------------------------------------------
If you can't read Japanese messages described below (by "MOZIBAKE"),
you have to use English mode or set your terminal to EUC-JP mode.
----------------------------------------------------------------------
利用する言語を選択して下さい。
    j: 日本語 (EUC-JP)
    e: 英語
    q: 終了
----------------------------------------------------------------------
Please type "j", "e" or "q" key and ENTER> j
	
----------------------------------------------------------------------
メール環境設定を行なうため,CNSのメールサーバに ssh ログインしています.
しばらくお待ち下さい.

次の行で,「CNSログイン用パスワード」の入力を要求される場合があります.
----------------------------------------------------------------------
t03000tf@mail.sfc.keio.ac.jp's password: CNSログインに使うパスワード
	
----------------------------------------------------------------------
[メール環境設定: メインメニュー]
----------------------------------------------------------------------

コマンド:
1:      メール受信用APOPパスワードを設定/変更する
2:      メール転送設定を行う
q:      終了

コマンドとENTERキーを入力してください> 1
	

電子メール用のパスワードを聞かれるので新しいパスワードを自分で決めて入力してください.入力後再確認を求められるのでもう一度同じパスワードを入力します.何も問題がなければこれで電子メール用のパスワードの設定は完了です.

注意
パスワード入力時は画面に入力している文字が表示されません.ミスをしないよう慎重に入力しましょう.
パスワードはCNSログインに使用するものとは別のものを設定してください.また,CNSのパスワードと同様,忘れると電子メールのやり取りができなくなりますので,パスワードは他人からは想像しづらく,また自分にとっては忘れにくいものにしましょう.

SFC以外に既にメールアドレスを持っている場合,SFCのアドレスに届いたメールをそのアドレスに転送することもできます.先ほどのmailsetupコマンドを用い,[メール環境設定: メインメニュー]で,「2: メール転送設定を行う」を選択して 設定してください.

電子メールを送る準備

以下ではWanderlustを用いる場合を例にして説明していきます.他のメールクライアント(メールソフト)の設定方法などはCNSガイドを参照してください.

Wanderlustはemacsの上で動作するソフトです.まず下のようにしてemacsを起動しましょう.

% emacs &
	

続いて今度はemacsからwanderlustを起動します.

emacsのメニューバーから「Tools」→「Read Mail (with wl)」を選択すると起動します.

以下の方法でもwanderlustを起動することができます.

まず,Esc-xと入力します. Esc-x は,「Esc」キーを押してから x を押すことを示しています.
すると,カーソルが1番下,黒い区切りの真下に移動します.この場所をエコーエリアといいます.そのエコーエリアに,続けて,wlと入力し Enter キーを押します.

続いて,エコーエリアで図のようにパスワードを聞いてきますので,先ほど設定したメール用のパスワードを入力してください.

パスワードが正しく入力されると,エコーエリアに「Checking "Desktop" is done.」と表示され以下のようになります.

電子メールを送る

新しい電子メールを書くには,WanderLustを起動した状態で w を押します.すると画面が変わって,次のような状態になります.


メールは宛先や差出人,送信日時などを示すヘッダ領域と,手紙の中身に相当する本文領域の2つから構成されます.ヘッダ領域はメールを送るために必要な情報がいろいろ書きこまれており,通常メールを送るときに入力するのは相手の宛先と表題のみになります.

宛先
電子メールの宛先には3種類あります.
To :
通常の宛先は「To : 」というところに続けて書きます
Cc :
他人へのメールを控えとして自分にも送信したいときや,本来の宛先ではないけれど,参考のために送りたい場合はCcを使います.例えば,忙しい先生にメールで何か頼んでも忘れられてしまう危険性があるので,先生の秘書またはTA/SAにもコピーを送っておくと,ちゃんとスケジュールに入れてもらえます.このような場合に便利なのが,Cc: (Carbon Copy) です.Toの次の行に,「Cc : 」を自分で書き足し,その後にコピーを送りたい相手のメールアドレスを書きます
Bcc :
Bcc: (Blind Carbon Copy) は Cc: と同じようにコピー を送りますが,発送前に Bcc: の行を削除しますので,受け取った人にはコピーを送ったことがわかりません.ここに自分のログイン名を書いておくと,自分のところにもメールが送られることになり,控えとして後で利用 できます.特にレポートなど重要な送信をするときには利用しましょう.
表題
表題は,次の行のSubject : に続けて書きます.一日に大量のメールを受信する人もいますので,表題はメールの中身を的確に表した分かりやすいものにするのがマナーです.
本文
本文は,「--text follows this line--」の下の行から書き出します.

電子メールを書く上で注意すること

メールの文章を書き終えたら,C-c C-cまたは「Tools」→「Send Mail (with wl)」で,メールを送信します.

● 練習問題

  1. 隣の席の人から電子メールアドレスを教えてもらい、その人に電子メールを送ってみましょう.
  2. 周りの3人のメールアドレスを教えてもらい,うち一人をTo:に,残りの二人をCc:として電子メールを送りましょう.
  3. 存在しないメールアドレス(例えば自分のログイン名の後ろ2文字のアルファベットを入れ替えたもの)に電子メールを送信したらどうなるでしょうか.まずどうなるか予想し,そのあと試しにやってみましょう.
注意

送信前にチェック!

  • アドレス(宛先)は正しいですか?
  • ヘッダはありますか?
  • 表題(subject)は正しく入れましたか?
  • 送り主である自分の名前・所属・連絡先(メールアドレスなど)は忘れずに書いてありますか?

電子メールの読み方

届いたメールを読むためには「受信箱」にカーソルを持っていき, Enter を押すと以下のようにメールの一覧が表示されます.

今,メールが届いているかもう一度チェックしたいときには,sを押すと,新しいメールが届いたかどうかを調べて,表示します.

状況によっては,エコーエリアに Range (update): と表示されることがあるので,その場合は allと打った上で,Enter キーを押してください.

自分が読みたいメールのところにカーソルを持っていき,スペースキーを打つと画面が2つに分かれ,下の部分に本文の内容が表示されます.

返信のしかた

送られてきたメールに返事を書くにはどうしたらいいでしょうか?
最初から新しく書きなおすこともできますが,いちいちメールアドレスを入力しなおすのは大変です.また,時には相手が書いてきた文章をそのまま使って返事を書きたいときもあります.
こういう時は返信という機能を使うことができます. 返事を書きたいメールのところにカーソルを持っていってaと打ちます.すると今度は相手のメールアドレスがすでに宛先として記入された状態の新しいメールが出てきます.
またaと打つ替わりにAと打つと,相手のアドレスに加えて,相手のメッセージが頭に「>」マークをつけた状態で表示されます.これを引用といい,「>」マークのことを引用符と言ったりします.引用を全て残すと冗長なことが多いので, 必要のない部分を削除しましょう.

C-k を押すと, カーソルのある位置から,行末までを削除することが出来ます. もう一度押すと,後ろの行を前に詰めます. 何回も押すと,広い範囲を一気に削除できます. ちなみに k は Kill の頭文字です.

注意
自分を含め複数の人に同時に送られたメールに返信する場合,返信先のアドレスには送り主以外に,同じメールが送られた人も入ってしまいます.送り主だけに返事を書きたい場合は,不要な人のアドレスを削除してください.

● 練習問題

自分に送られてきたメールに返事を書いて,送り主に返信してみましょう.

メールの削除

受けとったメールの中には,そのうち不要になるものもあります.このようなメールをいつまでもとっておくと,ファイルを格納しておくところが一杯になってしまい,新しいファイルを作ることができなくなってしまうので,必要のないメールはこまめに消すようにしましょう.

メールの削除は次のようにします.

  1. メール一覧の中の,削除してしまいたいメールの行にカーソルを持っていき, d を押して,次のように D のマークを付けます.
  2. 他にも削除してしまいたいメールがあれば,それにも同じようにして D のマークを付けます.
  3. 次に, x を押すと, D マークの付いたメールが削除されます.

D マークを間違えて付けてしまった場合には,その行にカーソルを持っていき, u を押すとマークを消すことが出来ます.これで削除の対象でなくなります.

● 練習問題

先程の練習問題で届いたメールを削除しましょう.

メーリングリスト

メールアドレスは必ずしも個人を表しているとは限りません.あるグループのメンバー全員に対してメールを送るようなアドレスをメーリングリスト(mailing list)と言います.

例えば,hattori-group@sfc.keio.ac.jp は服部先生のアドバイザリーグループのメンバー全員のメーリングリストです.

caution注意
メーリングリストは一度に大勢の人にメールが送られてしまいます.個人的な内容を大勢に送りつけるのは迷惑です.メーリングリストにメールを送るときは,内容がメンバー全員に関係のあるものかどうか必ず確認してから送信しましょう.

メールソフトの終了

メールのやり取りが済んだら,メール一覧画面で q を押して,wanderlustを終了します.するとemacsの画面に戻ります.

wanderlustはemacsを直接終了させることで終わらせることもできます.emacsを終了するためには,C-x C-c と続けて入力します.

注意
たくさんのソフトを同時に動かしていると,コンピュータに負担がかかります.用のなくなったソフトはこまめに終了しましょう.