CABD 操作マニュアル

 

2000/3/23作成

作成者 藤崎幹也(mikky@sfc.ne.jp)

 

 

 

 

目次

2 画面説明、基本操作

3 キーボードの説明

4 直線、垂直線、水平線の作成

5 長方形、正方形の作成

6 楕円、円の作成

7 円弧の作成

9 図形の選択

12 図形の移動

13 図形の回転

14 図形の拡大・縮小

15 図形の複製

16 色、線の太さの変更

17 その他の操作

 

 

 

 


画面説明

 

 

 

 

 

 

@操作ガイド…キーボードで描画図形を選択後、次に何を行うかを表示します。また、操作中の図形の移動距離や長さなどの属性を表示します。

Aキーボード配列パネル…キーボードで選択する図形、操作を表したパネルです。黄色の文字に対応するキーボードをタイピングすると、操作ガイドに次にすべき操作が表示され、パネル上の対応キーが赤くなります。

B描画キャンバス…図形を描画するキャンバスです。

Cステータスバー…マウスが現在ポイントされている座標、現在の色、線の太さを表示します。

基本操作

     マウス…図形の描画、選択、移動、拡大などを行います。描画キャンバスに常駐します。

     キーボード…描きたい図形や使いたい機能を選択します。左手で全て行うことができます。
キーボードの説明

 


 

2 直線を描きます。

3 垂直線あるいは水平線を描きます。

4 円弧を描きます。左ドラッグで円弧と両端を結んだ直線を囲む扇形を、

  右ドラッグで円弧のみを描きます。

Q 長方形を描きます。右ドラッグで線分のみの長方形を描きます。

W 正方形を描きます。右ドラッグで線分のみの正方形を描きます。

E 円を描きます。右ドラッグで線分のみの円を描きます。

R 楕円を描きます。右ドラッグで線分のみの楕円を描きます。

S 図形の拡大・縮小をします(実際は使用しません!)。

D 図形を回転します。

F 図形を移動します。

Z 図形を塗りつぶしたり、あるいは線分のみにします。

X 図形を複製します。

C 図形を削除します。

V 履歴操作を行います。

SPACE 図形を選択します。


直線、垂直線、水平線の作成

 

 

@          キーボードの2(垂直・水平線は3)を押します。

A          キャンバス上で始点をポイントします。

B          マウスドラッグして線を引きます。

C          終点でマウスをリリースします。

※垂直・水平線を描く場合は、マウスを上下にドラッグすると垂直線が、左右にドラッグすると水平線が描けます。

長方形・正方形の作成

 

@          キーボードのQ(正方形はW)を押します。

A          長方形の左上(あるいは右下)の点をポイントします。

B          右下(左上)方向にドラッグして長方形を描画します。

C          マウスリリースで描画終了です。

※右ドラッグで線分のみの長方形が描けます。

※正方形の場合はドラッグ方向がずれても自動的に正方形になります。

楕円、円の作成

 

楕円、円の描き方は長方形と同じです。今回は線分の円弧を描画します。

@          キーボードのE(円はR)を押します。

A          マウスの右ボタンで楕円を囲む長方形の左上(右下)の点をポイントします。

B          右下(左上)方向にドラッグして描画し、マウスリリースで描画終了です。

円弧の作成(第一段階)

 

円弧の作成は2段階に分けて行います。

第一段階は円弧の半径の作成、

第二段階は半径を元に円弧を作成します。

@ キーボードの4を押します。

A 円弧の中心から円弧の始点に向かって半径を描画します。

描画半径に伴う円周が描画されます。

半径を書き直す場合は他のキーを押して下さい。

円弧の作成(第二段階)

 

B 右方向にドラッグすると時計回りに、左方向にドラッグすると反時計回りに描画されます。

描画に伴って円周は削除されます。

描画が終了すると半径も削除されます。


図形の選択(概要)

 

図形を移動、拡大・縮小などする場合には、まず図形を選択する必要があります。

選択の方法は、直接マウスクリックする方法と、点線図形で囲む方法があります。

図形が選択されると、各点に小さい正方形が表示されます。

 

操作準備(共通)

キーボード表示欄のSPACEキーの部分が赤くなっていることを確認して下さい。もし赤くなっていなければ、SPACEキーを押して下さい

通常、図形を描画した後は選択状態(SPACEの部分が赤)になっています。

選択の解除(共通)

 何も図形が描画されていないキャンバス上でマウスクリックして下さい。

図形の選択(直接選択)

 

図形の上でマウスクリックして下さい。

※線分のみの図形の場合は、線分上をクリックして下さい。

線分で囲んだ範囲をクリックしても選択されません。

※図形が重なり合っている部分をクリックした場合は、上にある図形が選択されます。

★複数の図形を選択する場合はShiftキーを押しながらクリックして下さい。


図形の選択(点線長方形で囲む)

 

マウスドラッグすると点線長方形が描けます。選択したい図形を囲んで下さい。

図形のすべての部分を囲まないと選択できません。上図の例では、長方形、楕円は選択されますが、垂直線、円弧は選択されません。

ドラッグをやり直すことにより、図形の選択をやり直すことができます。

図形の移動

 

選択図形上でマウスドラッグすると図形を移動できます。

図形が複数選択されていれば選択図形全てが移動します。

Fキーを押すことにより、任意の点からドラッグしても移動できます。

 

 

図形の回転

 

図形の中心を軸に回転します。

@          回転したい図形を選択します。

A          キーボードのDを押します。

B          右方向にドラッグすると時計回りに、左方向にドラッグすると反時計回りに回転します。

 

 

図形の拡大・縮小

 

@          拡大・縮小したい図形を選択します。

A          選択を表す正方形をドラッグすると図形が拡大・縮小されます。

 

 

 

 

図形の複製

 

@          複製したい図形を選択します。

A          任意の場所でドラッグすると図形が複製されます。

 

 

 

 

 

色・線の太さの変更

 

Ctrlキーを押すと、キーボードパネルを上図のように変更できます。この表示パネルは、図形の色と線の太さを変更するパネルです。

色、線の太さの変更の方法

@ 変更したい図形を選択します。

A 変更したい色、線の太さに対応するキーを押します。

※色、線の太さを変更すると、後に描画する図形はこの変更後の属性に準じます。

その他の操作

 

図形の削除

図形を選択後にCを押すと、図形が削除されます。

図形の塗り潰し

線分のみの図形を選択後にZを押すと、図形が塗潰されます。塗潰し図形にこれを行うと線分のみになります。

図形の手前表示

手前に表示したい図形の上で右クリックすると図形が一番手前に表示されます。選択状態の時に行います。

履歴操作

現在行った操作を取り消すことができます。

Vを入力後、右クリックで取消、左クリックで再実行します。

データの保存

作成した図をファイルに保存することができます。メニューバーの「ファイル」をドラッグして「保存」を選んでファイル名を入力してください。次にCABDを起動した時には「開く」を選んでファイルを指定して下さい。