環境情報学部4年
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青山 希
Webアプリケーション開発を題材とした プログラミング教育カリキュラム
情報技術の発展に伴い、ソフトウェアの需要は増え続けている。そのため社会ではどのようなソフトウェアがひとに使ってもらえるのかを理解し、新たなものを創り出すための考え方をもった人材が求められている。
本当に人の役に立つソフトウェアを作るための考え方や新たなものを創り出すための考え方は、誰かに使ってもらうためのソフトウェアをつくっていく中でしか身につかない。社会が求める人材を育成するためには、そのようなより実践的なソフトウェアの開発を行うカリキュラムが必要である。
慶応義塾大学大岩研究室では、そのような社会が求める人材を育成するため、Webアプリケーションの開発を題材としたカリキュラムを開発してきた。カリキュラムはグループ開発、UMLによるコミュニケーション、他人の要求の実装など、多くの概念を取り入れ、より実践な形でソフトウェア開発の過程を学ぶものである。以下は2002年度研究プロジェクト科目において実施されたカリキュラムとその評価である。