01・メディアテクスト分析の方法としての記号論
02・記号論的分析の実践
・「記号論の視点」のキーワード
− 記号、メッセージ
− メッセージとコード
− コード化された表現
− メタメッセージ(コノテーション)
− コードとコンテクスト
− 「受け手」の位置づけ
・記号論的分析の一般的な目的
→ 分析対象の「記号としての効用」を明らかにする
→ メッセージ解読の「暗黙の前提(支配的なコード、コードを支える価値観、etc.)」を明らかにする
・記号論的分析の一般的な手続き
→ 「現実の読み手による解読」を解読する
・“この写真”からは、どのような印象を受けるか
・テキストとの組み合わせにより、写真の発するメッセージはどう変わるか
・広告全体のメッセージとコード化された表現との組み合わせとしては、いかなるものが見いだされるか
− <「カジュアル」>
− <みんなの...>
− <活動的、快適>
− <シンプル>
− <着る人自身のスタイル>
・コード化された表現は、いかなる表現技法によって支えられるか(メッセージに“関与的”な表現技法)
− 写真の大きさ
− 色彩
− フォントの種類・色・大きさ
− 写真とテキストの配置
− 背景色との対比
・オルターナティブな表現として、どのようなものが考えられるか。また、そのような表現を導入することで、メッセージはどのように変質するか
・この広告は、全体としていかなるメタメッセージを伝えるか。また、そのメタメッセージはいかなる価値観によって支えられているか
・そのような価値観が前提とされることで、広告の表現全体からは何が排除されているか