研究会2 プロジェクト一覧
2004年度
秋学期
  • あしあと
  • - 携帯で場所に思い出を残すためのシステム(Imagine Cup 2005 第3位)

    あしあとアプリケーションは,あるユーザの思い出や感動をその場所に書き残して, 友達がその場所に書き残した思い出や感動を探し見つける,携帯アプリケーションです. この,思い出や感動のことを「あしあと」と呼びます. ふと街中を歩いていると,友達のあしあとを発見して,ちょっぴり楽しくなる. あしあとアプリケーションは,このようにして日常の何気ない生活を楽しくしてくれます. また,あしあとがある場所に沢山残されるようになると,その場所に新しい意味が生まて, 何気ない場所が,かけがえのない場所に変わったりします.

  • ディプロマシー
  • - 外交シミュレーションゲーム for Moodle

    ディプロマシーとは、ボードを使って遊ぶゲームである。ボードを使った場合、以下に述べる課題が存在する。

    1.ゲームの過程を振り返ることが難しい

    2.秘密の交渉を行う事が難しい

    これらの課題を解決するために、ディプロマシーを遊ぶことができるアプリケーションを作成した。なお、これらはMoodleのモジュールとして開発した。

  • 言霊コミュニティーサイト
  • - 日本語プログラミングのコミュニティーサイト

    日本語プログラム言語「言霊」に関して議論したり意見を聞くためのコミュニティサイトを開発しました。

    春学期
  • Slog
  • - ログ取りシステム

    Slogは,PSP(Personal Software Process)というソフトウェア開発管理を支援します. 具体的には,作業時間を詳細に取り,その作業ログから,どの時期に,どの作業を, 何時間行ったかが分かります.Slogを使うことによって,並行に行っているプロジェクトに かけている時間の割合等も分かります.

    Slogは,クライアントアプリケーションとサーバアプリケーションで構成されています. クライアントアプリケーションは,作業ログを取り,ログをサーバに送信します. サーバアプリケーションは,ログを集計します.

  • Project C
  • - 熟語教育支援システム

    ProjectCは日本人が不得意である熟語を覚えることにより実用的な英語が使えるようになることを目的とするWebアプリケーションである。

    ProjectCは当初、SFC英語科(当時)の水野邦太郎氏が保持していた熟語データベースであったが、今学期はこれらの熟語データベースに熟語の暗記を試験するための機能を追加した。これはProjectCが開発当初から要求されていた機能を満たすためのものであり、熟語を集めて熟語帳を作れるという機能を、現在はテストを行えるように、またその成績を参照できるようにした。

    当初、水野先生から要求されたのは単純にユーザが作った熟語帳(以降用語定義よりValuablePhrases)を使ってテストをできるようにしたい、またユーザの成績が参照できればよいという要望だけだったので、我々プロジェクトのメンバーが目的や機能を類推し、水野先生と研究会時間中に提示するために作成したのが初版の企画書である。 内容としてはこのプロジェクトの目的、既存のProjectCと今回実装した部分を明確にするための画面遷移図、またそのシステムに対してのイメージを明らかにするためのシナリオを含め、この企画書をスタートとして開発を進めていった。

    2003年度
    秋学期
  • Opas
  • - プログラミング授業向け,課題提出システム

    慶応大学大岩研究室では、これまでオブジェクト指向プログラミングの授業や、 社会人向けの研修など多くの場でプログラミングの導入教育を実施してきた。 それらのカリキュラムの中で常に主眼を置いてきてきたことに「わかりやすいプログラムを書く」と いうことがあげられる。プログラムはただ動くだけではなく、人にも自分にもわかりやすいもので なければ、保守管理や機能追加をすることができず、結果として役に立たないプログラムとなってしまう。

    しかし、初学者や、長く我流でプログラムを書いてきた学習者にはわかりやすさが重要である ということを理解するのは難しい。その一番の理由は今まで人が書いたプログラムを読むという経験が ほとんどなかったためである。そこでカリキュラムではペアでプログラミングをするなどの アクティビティを取り入れ、人のソースコードを読む機会を与えている。 しかし、より多くの人が書いたソースコードを読み、わかりやすさの重要性を実感するためには、 もっと多くの人のソースコードを読みそれについて議論できる環境が必要である。

    これまでに述べたような問題を解決するために、我々はプログラミング教育課題提出システム 「OPAS(Open Programming Assignment System)」を開発した。OPASはプログラミング教育の カリキュラムで出される課題を快適に提出し、それを受講者全員でお互いに見合うことができる システムである。

    このようなシステムを導入することで、他人のソースコードを読み、それに対して レビューをするような授業を行うことができる。それにより、わかりやすいプログラムを書く 意義を実感し、能力を伸ばすことができる。 また、OPASは課題提出の環境としても有用なものであり、講師の課題回収の 労力も軽減することができる。

  • CLMS
  • - 研究室の図書管理システム

    大岩研究室が所有する本は年々増加傾向にあり、どのような本がどれだけ存在するか把握するのは困難になってきた。 特に、研究室のメンバーが本を借りた場合、それが紛失されることなく確実に返却されているかどうかを確認するのはもはや不可能な状態である。

    この要求にこたえるために、大岩研究室の本を管理するシステムである、CLMS(CreW Library ManagementSystem)を作成した。

  • CS2
  • - ウイニングイレブンの勝敗記録システム

    CS2(CreW Soccer Scorer)は,研究室でブームになったサッカーゲームの勝敗を記録するためのWebアプリケーションです. 結果入力は携帯で行います(独自に開発したコード入力を採用しています),勝敗の統計情報の確認はPCのWebブラウザで行います.

  • ナナエディタ
  • - 日本語プログラミング用エディタ

    ナナエディタは、日本語プログラム言語「言霊」を使ってプログラムができる開発環境です。

    春学期
  • IRC
  • - 多読教育支援システム

    IRCは学生同士のコミュニケーションを重視した多読教育プログラムを支援するシステムである。 外国語Reading教育である多読教育において、本について学生同士で議論するというコミュニケーションを導入することで, 同じ本に対する他の学生の価値観に触れ、本についてのより深い読解を得ることができる。 また、学生同士のコミュニケーションだけでなく学習者と本との出会いを支援し、達成状況をまとめることで、 学習者自身の目標設定や学習者の評価も可能にしている。

  • 賢蔵くん
  • - FAQ構築システム

    賢蔵くんは章の中で「質問」--「回答」形式の書き込みができる Webページを提供します. 質問回答形式の掲示板を作成したり,個人の日記を作成したり,使い方は様々です. 章は入れ子で章の中に章を作成できるので複雑な階層構造を実現できます. また,章の移動も簡単なので大幅な変更も可能です. 細かいことは下の「公開テーマ一覧」から興味のあるテーマページを見てください. そうすれば賢蔵くんの概要がわかるはずです.

  • みるみる
  • - 大学の授業で使える,質問回答システム

    みるみるは一言で言うと,「生の授業においてWebで情報を集めることで講師の生徒の状況に応じた授業展開を支援するシステム」である.

    授業において先生は、目の前の生徒が「どのように考えているか」「話を理解しているか」「どんな人たちなのか」など、生徒のことを知りたい。 よく目にする"全員に質問を投げかけ、挙手での選択式回答を求める"という方法がある。 しかし、この方法は、うまくいかないことが多々ある。"全く手を挙げない人たち"、"周囲を伺いながら挙手する人たち"、"大人数の生徒を数える困難さ"などが主な原因となるだろう。この状態を改善したいと考えた。

    生徒の考え(回答)を即座にしっかりと把握し、生徒の状況に応じた授業提供を助けるためのアプリケーションがみるみるである。 基本的にはアンケート作成・集計システムであるが、口頭での質問に対して、アプリケーションで回答するといった使い方を主とし、回答シートの内容が容易である(生徒に対して出題中であっても編集できる)ことにより、生の授業で違和感なく使えることを目指した。

    Webアプリケーションということで、インターネットへのコネクティビティとブラウザさえあれば利用可能である。現在、SFCの多くの授業で、学生は手元にコンピュータがある状態で授業を受けているので,ほぼすべての学生がすぐに利用可能である。

    2002年度
    秋学期
  • K!KE
  • - 調音トレーニングシステム

    K!KEは,調音を鍛えるためのWebアプリケーションです. 4小節の曲が流れるので,それを聞いて,該当するコード進行を4つの選択肢の中から選びます.

  • アクセス探偵事務局
  • - Webサイトのアクセス解析システム

    アクセス探偵事務局はウェブサイトのアクセスログ解析するプログラムです. リモートサーバ上にあるApacheのログファイルを取得し、解析/集計することができます. Apacheのログファイルから動的にサイト構造を生成し,サイトのページ毎のアクセス解析を行うことが可能です.