1 準備編

1.1 実行環境

1.1.1 ハードウェアとOSの要件

HCP Viewerは,以下の要件を満たすハードウェアで実行することを推奨します.

OSは以下に示す,JDK 1.4以上が導入可能なものが必要です.

1.1.2 JDKの準備

HCP Viewerを実行するためには,JDK 1.4以上がインストールされていることが必要です. JDKのインストールが済んでいない場合は,ダウンロードとインストールを済ませておいてください.

1.2 HCP Viewerのインストール

節[実行環境]の環境が整ったら, https://crew-lab.sfc.keio.ac.jp/projects/hcpviewer/から,各自のOSに適合したInstallerをダウンロードし,インストールを行ってください.

節[Windowsの場合]にて,Windowsユーザを対象に,インストール手順の詳細を解説します.

1.2.1 Windowsの場合

(1) Installerのダウンロード

https://crew-lab.sfc.keio.ac.jp/projects/hcpviewer/install.htm からWindows用のInstallerをダウンロードします .

上記のページにある,「Start Installer for Windows...」のボタンをクリックするか,ページ中央にある,Available Installersから,Windows用のInstallerをダウンロードして任意の場所に保存してください.

図 .1 HCP ViewerのWebページ

(2) インストール

ダウンロードした「HCP Viewer 1.2.0.exe」をダブルクリックしてInstallerを起動します.「Start Installer for Windows...」のボタンをクリックした場合は,自動的にInstallerが起動します.

画面に表示されるウィザードに従って,インストールを行ってください.通常はデフォルトの設定を使用してください. その場合,全てのウィザードで 「NEXT」ボタンをクリックするだけでインストールが完了します.

アンインストールは, 「スタート」→「コントロールパネル」→「プログラムの追加と削除」から行ってください. アンインストールウィザードにより,アンインストールを行うことができます.

(3) パスの設定

第3章「応用編」に書かれているコマンドを実行するためには,パスの設定が必要になります. コマンドラインからのツール実行を行わない場合,この設定は必要ありません.

「スタート」→「コントロールパネル」→「システム(詳細設定タブをクリック)」→「環境変数」ボタンをクリックして,パスの設定を行ってください.

必要な設定は以下の2項目です.

  1. HCP_VIEWER_HOMEを新規作成する
    1. 「変数名:HCP_VIEWER_HOME」
    2. 「変数値:HCP Viewerをインストールしたディレクトリのパス(デフォルトは,"C:¥Program Files¥HCP Viewer 1.2.0")」
  2. PATHに%HCP_VIEWER_HOME%¥binを追加する

設定が終了したら,コマンドプロンプトを起動し,hcpというコマンドを入力します.HCP Viewerが起動すれば,設定が正常に終了したことになります.

(4) インストールの確認とアプリケーションの起動

インストールが終了すると,スタートメニューにHCP Viewerの起動アイコンが追加されます(「スタート」→「すべてのプログラム」→「HCP Viewer 1.2.0」→「HCP Viewer 1.2.0」).

アイコンと共に表示されている,「HCP Viewer 1.2.0」をクリックすると,アプリケーションが起動します.

このマニュアルへのリンクも「マニュアル」として作成されていることを確認してください.

1.2.2 その他のOSの場合

お使いのOSに適合したInstallerをダウンロードし,適宜インストールを行ってください.説明は割愛します.