2002/11/19 enTrance 瀬戸際ミーティング 企画をまとめる----------------------------------------------------------------------------- --------------------------------------------------------------------------------------------  ・ツール名→Mappy(まっぴー)  ・便利ツールからの脱却を目指す→Mappyが解決すると思う  ・Mappyは便利ツールではなく、授業選択をするツール(学習目標を基準に授業を選択するためのツール)   ・学習目標を練るためのツールではあるが、その質は問わない   ・学習目標の階層化までは、望まないが環境は提供する   ・Mapを作ることによって、学習目標と科目を結びつけることができる   ・考えさせるきっかけを作るのが重要 --------------------------------------------------------------------------------------------                 公開View            _______↑______ |              |   |    授業選択をする   | ⇔ 履修計画データ |______________|           ↓   ↓   ↓    ↓          成績表 時間割 学習計画 クラスター   履修計画データ→Model   各種View→View   Mappy(仮)→Control  というMVCとして捉えて良い   MappyのイメージはTaka的には「パレット」「キャンバス」である ------------------------------------------------------------------------------------------- 問題意識の整理  言い訳っぽくなる大それた問題意識よりも、簡潔に自由を生かす(制約がない)という現状を  押し出すことが重要である(Taka&Gacktの結論)      学生の履修計画に対する取り組み方は不十分である(授業内容の調査・自分についての分析)      →学生は履修計画を「考え抜くこと」についての重要性を認識していない   →学生は履修計画について「考え抜くことをしない」のに、漠然とした不満を抱えている   →学生の履修計画に対する後悔の対象は本人が行った甘い履修計画に対して向けられるべき    →現状はSFCの履修制度、どうしようもない問題(授業がかぶる等)、内容のないシラバスに向けられている    →端的な解決法:履修制度の改革、シラバスの充実  *ソフトなアプローチ      履修に対して、学生は満足していない人が多い(アンケートより、卒業生)   →本質的な問題はよく考えていないこと   →考え抜く場がない   →考える場を提供すればよい   →SFCは自由なカリキュラムが売り、これを生かすためには?    →自由を生かしきれていない現状(現状分析・クラスター制度)    →クラスターがあっても機能していない状態    →自由だからこそ、いっぱい考えなくてはいけない    →自由だから(必修が4単位しかない)って考えなしに気ままに過ごしていればいいわけじゃない    →自由であればあるほど、自分の行動に関して十分に考えて、自分で責任をもった行動をとらなくては意味がない    →自由なカリキュラムであればあるほど、「履修計画は考えぬかれたものでなくてはいけない」    →履修計画に責任を持つ  目的:   大前提:学生が満足する≠学生が後悔しない   前提1:学生が満足することを支援するのは難しい(満足するの基準は様々だから)   前提2:「学生が後悔しない」という部分は色々な要素が考えられる   位置付け:履修計画という側面から「学生が後悔しない」状況を作るために支援するのがクラNAVI             *チームの仮定:後悔しない履修計画→考え抜いた履修計画を立てることで実現できる(そして実行する)                                       考え抜いた→前提:目標を実現するための履修の組み立て方                         かつ:目的と授業の関連性が明確                         かつ:時間的・単位的制約を十分に考慮できている   *方法として       →学生が後悔するのを防ぐためには、十分に履修計画を「考え抜ける場」を提供すること    →学生に履修計画の方法論を提示するのは「おこがましい」につきる    →スタンスとしては、学生に履修計画を「考え抜くことができる場」を提供するのが正解だろう    →システム(環境)としてクラスターNAVIを提供して、上記の方法を実現する場を提供する    →本質的には視覚化して試行錯誤できる環境を提供することにある      *クラスターNAVIがあれば、以下の事柄は「できる」場はある   本題    ・目標と個々の授業の関連性を試行錯誤しながら対応付けする作業ができる(Mappyのおかげ)     ・最終的には目標を達成するという基本姿勢にのっとって履修計画ができることがねらい      (やり方)       ・ボトムアップ的な方法をとれば、授業から目標を発見できる       ・ボトムアップ的(授業から)にもトップダウン的(目標から)にも履修計画が作成できる    ・単位制約や時間的制約を同時に考慮しながら上記の作業が進行できる(時間割・成績表View)    ・クラスターと各授業の関係性を把握できる(クラスターView)    ・他人の履修計画についての思考結果(Mappy)が閲覧できる(公開View・学習計画View)    ・授業情報が簡単に参照できる   おまけ    ・直接履修申告ができる   強制の位置付け    ・基本的にはMappyで(目標と授業の対応関係について)分析されつくした履修計画を練ることまでは強制しない    ・Mappyはあくまで、場を提供するに過ぎない      具体的な仕向け方    ・他人のMappyを見ることで刺激を受ける    ・学習計画Viewは貧相になってしまう    ・Mappyに少しでも挑戦することで、試行錯誤が必要になる(配置作業・関連付け作業が必要になる)   現状では目標意識を考えることと、授業との対応が不十分である    →もっと目標と授業選択の関連性を考えれる場を提供しなければいけない   ・この概念の目的:学生の満足(学習目標にこだわらない)    「学生が各自で考えるところの、満足するため目標」 ・Mappyは学習目標を考えてくれれば良い(強制はしない)   ・立場→学生の意思決定を尊重し、各自の履修ポリシーを尊重する       →履修ポリシーに関しての制約は設けない  <システム構築前>   ・各自はそれなりに学習目標を決定(あいまいだが)して、履修行動と結びつけている  <システム構築後>   ・学習目標の明文化ができる  ・単位・時間のみ→便利ツール  ・学習目標→があることによって、より「便利ツールだけ」ではなくなるのではないか? -------------------------------------------------------------------------------------------- コンセプトの一貫性--------------------------------------------------------------------------  ・SVG(予定)でMappyを実装しましょう  ・メインの作業・学習目標を練りながら、科目と関連付ける    Veiw・成績表    ・時間割    ・学習計画(なんのためだと考えるだろう)    ・クラスター    ・公開用(Mappyのスナップショット)    ★評価→→以前のマップからカードをインポートできる(授業はインポートしない)        ↑(単一インポート&関連ごと)    ★過去→    ★他人→他人のを見るんだったら、自分のを公開しろ        検索(目標の文字列検索・絞込み検索(大目標))  <<機能>>   ・授業カードを移動できる(既存ができる)   ・目的カードを作成できる   ・関係線を作成できる  <<記法>>   ・授業カード    ・色で、授業の種類を示す(クラスターとか、共通とか)    ・授業名    ・担当教員              ・目的カード    ・2色で粒度の差異をあらわす      ・関係線    ・矢印なので、短方向性を持つ    ・線を引くなら、線を引く    ・線にコメントを付けるようにする  ・不安要素:毎学期の積み重ねだけでは、最終的に満足する学生生活を送れないのではないか?  「実践環境(の提供)から履修に関するパラダイムシフトを誘発する」という期待 -------------------------------------------------------------------------------------------- --------------------------------------------------------------------------------------------  ・企画書   ・企画書は早めに仕上げて、ORFに対してのリソースにする  ・展示案   ・展示できるリソース    ・ポスター    ・企画書(配布資料)    ・デモ(スクリーンショット)  ・ORF   ・紹介文(CreW全体用)   学生による履修計画立案する場を提供するWebアプリケーションシステムを開発するプロジェクト。   カード操作ツールを利用することにより、図解の特性を生かして視覚的に履修計画を立案することができる。   履修計画を取り巻く様々な制約についても同時に考慮することができる。   学生はこの作業過程を通して試行錯誤することで、SFCの自由なカリキュラム生かした、より効果   的な履修計画を作成することができるようになる。