15 MacintoshでJavaプログラムを動かしてみよう

大学のMac環境でのJavaタートルグラフィックスのプログラム実行環境を整備しましょう。

15.1 目標

15.2 プログラム作成・実行の準備

15.2.1 Java開発環境(JDK)のインストール

Javaの開発元であるSunが配布しているJavaキット。大学のMacにはあらかじめ入っている。

インストールは、 ここ を参考にするとよい。

15.2.2 作業用フォルダの作成

任意のフォルダを作業用フォルダとできる。

このテキストでは、「Desktop」に「myjava」というフォルダを作成することを想定する。

15.2.3 タートルプログラムのダウンロード

タートルを動かすために必要なプログラムをダウンロードする。 以下のリンクを右クリックして、今作ったフォルダに保存する。

(「リンク先を保存」を選択して、ダイアログから今作ったフォルダを選ぶ)

15.2.4 サンプルプログラムのダウンロード

同様の方法で、家を書くサンプルプログラムをダウンロードし、同じ場所に保存する。

15.2.5 テキストエディタの整備

必要なものはテキストエディタだけである。有料のソフトは使う必要ない。 テキストエディタなら、なんでもよい。(メモ帳でもプログラムは書ける)

心に決めたものがない人はMacに付属の「Xcode」を使おう。 XcodeはMacに付属のプログラミング用エディタであり、javaファイルをダブルクリックすれば、自動的にXcodeが立ち上がる。

15.3 プログラムの作成と実行

Javaプログラムを作成して実行するには、次のようなプロセスをたどることになる。

図 15.3.1 Javaプログラム作成のプロセス
ソースコード
プログラムが書かれたテキストファイルのこと
バイトコード
プログラムをコンピュータが実行できる形式に変換したもの
コンパイル
ソースコードをバイトコードに変換すること

15.3.1 プログラム(ソースコード)の作成

テキストエディタの準備ができたら、ダウンロードしたHouse.javaをテキストエディタで開いてみよう。

次のようなプログラムが出てくるはずである。

リスト 15.3.1.1 House.java
  1: /*
  2:  * 家を書くプログラム
  3:  * 2003/05/08
  4:  * Yoshiaki Matsuzawa
  5:  */
  6: public class House extends Turtle {
  7:
  8: 	//起動処理
  9: 	public static void main(String[] args) {
 10: 		Turtle.startTurtle(new House());
 11: 	}
 12:
 13: 	//タートルを動かす処理
 14: 	public void start(){
 15:
 16: 		//屋根を書く
 17: 		rt(30);//30度右を向く
 18: 		fd(50);//50歩前に進む
 19: 		rt(120);
 20: 		fd(50);
 21: 		rt(120);
 22: 		fd(50);
 23:
 24: 		//本体を書く
 25: 		lt(90);
 26: 		fd(50);
 27: 		lt(90);
 28: 		fd(50);
 29: 		lt(90);
 30: 		fd(50);
 31: 		lt(90);
 32: 		fd(50);
 33: 	}
 34:
 35: }

導入編では、実行してみるのが目標だから、まだ意味が分からなくてよいし、いじらなくてよい。(書き換えてはいけない)

15.3.2 ターミナルを利用したプログラムの実行

プログラムをコンパイルして実行するには、ターミナルから命令する必要がある。 画面下にあるアイコンから、「ターミナル」を起動する。

今回使うコマンドは次のとおり。

  1. フォルダ階層を一つ上がる(戻る)には、「cd ..」を使う。

15.3.3 コンパイル

先ほど作ったフォルダに移動してみよう。

ターミナルで「cd + 半角スペース」と打ったあとに、 先ほど作ったフォルダをターミナルにドラッグアンドドロップすると、 先ほど作ったフォルダに移動することができる。

プログラムを始める時は、必ずこのフォルダに移動しなければならないので注意。 lsと打ってみよう。Turtle.javaとHouse.javaが出てくれば成功。)

コンパイルしてみよう。

図 15.3.3.1 コンパイル
javac *.java

次のプロンプトが帰ってくるまでは、コンパイル中である。 エラーが出なければ、コンパイル成功。

コンパイルに成功したら、もう一度lsと打ってみよう。 Turtle.classとHouse.classが出来れば成功している。

15.3.4 実行

javaコマンドを使って実行してみよう。(こんどは.javaがいらないので注意)

図 15.3.4.1 実行
java -cp . Turtle House

次のような画面が出れば成功である。おめでとう。

図 15.3.4.2 実行画面

下のボタンを押すと、このプログラムが実行できます。

終了する場合は、画面左上のFileからQuitを選ぶ。