慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス
授業概要(シラバス)
2004年度春学期

人を幸せにするソフトウェアの開発

担当者:大岩元

形態:B型 2単位 週1回


背景・目的

みなさんがプログラミングと聞いて真っ先に想像するのはどのようなものですか? おそらく大部分の人がプログラミング入門のミニプロや,その他の授業の課題でしょう. では,それらの結果として作られたソフトウェアは 実際に人に使ってもらうことができたでしょうか? しばらく使ってもらえたとしても, 継続的に使ってもらえた人は少ないのではないでしょうか?
ミニプロで作ったようなただ”動く”だけのソフトウェアでは 実際に社会で人につかってもらうことはできません. 社会で使ってもらうためには,ソフトウェアの対象となるユーザが, そのソフトウェアを使って一定の目的を達成できる必要があります. さらに,新たな機能を追加したり,ユーザが安心して目的を達成できるように 保守管理したりすることができなければなりません. 私たちはそのようなソフトウェアが 「人を幸せにするソフトウェア」であると考えています.
「人を幸せにするソフトウェア」を作るには, 動くことはもちろん,設計,実装の段階でソフトウェアの目的, 使いやすさ,保守管理など多くのことについて考えなければなりません. 本研究会は,企画,設計,実装(プログラミング)を通して, 「人を幸せにするソフトウェア」を作成できることを目的としています.

内容

本研究会は,2期続けての履修を前提としており, 今回の研究会はその1期目になります. もちろん1期目のみの履修も可能です.
1期目の研究会では,新規履修者と継続履修者が組みになって開発をしてもらいます. 継続履修者のアドバイスをもとに,新規履修者は企画,設計,実装を通した アプリケーションの開発手法を修得してもらいます. 継続履修者は開発の教育や,進捗管理を行うことによって, 「人を幸せにするソフトウェア」を作るための技能をさらに伸ばしてもらいます.

1期目での開発経験を踏まえて, 2期目では複数によるソフトウェア開発を行います. グループ開発の中で必要となる,UMLなどの記法をつかったコミュニケーションや, モデリングについて学びます. また,「人を幸せにするソフトウェア」を作成するための議論を重ねながらの 開発になります.

2003年度の研究会の様子や,資料などがWEBにアップされているので参照してください

授業の進め方

本研究会は以下のような方針で授業を進めていきます.

評価方法

研究会における議論の内容及び,作成したソフトウェアに関するレポートで評価します. 評価の視点としては,そのソフトウェアがきちんと要求を満たしているか, 本当に人を幸せにするかが問われます.

履修条件

情報処理の授業できちんとJavaを学んだ人,あるいはあまり理解できなくても意欲のある人を期待します. 私たちと熱く「人を幸せにするソフトウェア」について考えましょう.
また,Javaを用いたオブジェクト指向プログラミングの知識が必要不可欠なため, 必ず同時にオブジェクトプログラミングを履修してください.

最大受入れ人数

基本的に全員受け入れますが,多すぎる場合は面接などをする可能性があります. 履修を希望する人は下記の連絡先までメールをください. メールには学部,学年,氏名,作りたいソフトウェア,研究会に期待することを書いてください.

連絡先

履修希望は以下の連絡先にメールをください.また,履修に関する質問等もかまいません.
武田 林太郎(crew-info@sfc.keio.ac.jp)

大岩研究室(i308)

研究会ホームページ

http://crew-lab.sfc.keio.ac.jp/