テクニカルライティング(2004/12/13)授業ログ ■はじめに(14:52〜)  ・第3回課題告知  ・前回の講評より     ・メールでダメだしをして欲しいと言うリクエストがあった ------------------------------------------------------------------------- ■第2回課題の講評1(14:57〜)  ・1枚目プリント[井尻さん]《紅茶》配布  ・2枚目プリント[横木さん]《アイセック》配布     ・井尻さんのはKJ法が見やすい     ・井尻さんのはアウトラインは読んでいる側も分かりやすいし、構造がそのままアウトラインになっている     ・井尻さんのは整理されていて、うらやましい     ・横木さんのはKJ法は矢印を見ていけば分かる   「KJ法の使われ方は?人によって違うのでは?」     ・井尻さんのはブレインストーミングのような、思いつくままに並べた     ・横木さんのはいったんKJをやったあとに整理した感じ     ・次元の違う話を一緒くたにするのはどうか     ・両方とも狭い、あまり飛躍した話を入れていない     ・もう少し突っ込めば、飛躍の話が出るのでは   「説得力のあるカードが見当たるのかどうか」   「KJ法の解釈、使われ方のレベルで異なる。それにより結果がでたのではないか」   「横木さんの空間の使い方のコンセプトが異なるのではないか」     ・横木さんのは何を考え出したのか     ・たくさん構造があって、1つの文章を分けるという意識を感じた     ・片方はPRの文章で、片方はお茶の飲み方なので、どちらも適度な構造化の仕方がされている   「トピックが変わると、KJ法の図解・使われ方が変わる」     ・横木さんのは詰まった感じがする。出尽くした感     ・井尻さんのはまだ空いているような。まだ出るような感じ     ・自分では矢印出せなかった     ・横木さんは矢印に様々な意味を持たせている。図解の流れを感じる     ・井尻さんのは2次元的。横木さんのは時間の流れを感じる   「飛躍したカードは出なかったのか」     ・思いついたものを書いて、それを構造化するのに時間がかかった     ・何を考えたのかを色を使ってまとめてみた   「この形に収まるまでに、何か別の作業をしたのか?試行錯誤したのか?」     ・違うバージョンも作った     ・最初は手書きでやった。その後、パワポでまとめた     ・最初からこれぐらいのカードが出た   「自分にとってのモチベーションは感じた。意味のある作業をやったということは感じた」   「この形にするまでに思考錯誤があったはず。その過程を踏んだことは意味がある」   「線がクロスしているのは問題。線はクロスさせないのが原則」   「アウトラインについて」     ・横木さんのKJとアウトラインを比べると、カテゴリがそのままアウトラインに適用されている   「アウトラインについて改善するべき点は?」     ・本論は「これまでの経験」を述べているので、KJ法とは違う     ・KJ法の使い方の問題で、横木さんはブレインスト−ミングになっていて、他の人には分かりにくい     ・自分でないと出来ないようなアピールでがあったら、ミッションに合致するのでは。   「横木さんのKJ方には、夢や目標に関するカードが出ていない」   「重要なトピックに関して、それを詰めていない人が多い」   「真ん中に"夢や目標"が出ているのだから、それに関するカードを出した方が良いのでは」   「それに関する内容がないと、アピールにならないのでは」   「そういうもやもやとしたものを考えるのに、KJは適している」   「横木さんのアウトラインの"結論"について」   「アイセックに関する価値と、自分に関する人材としての価値が混ざっている」   「もう少し掘り下げた方がいいのでは」     ・アイセックをどう整理するのかと言うことに時間を取られてしまった   「井尻さんのアウトラインは、自然に読める。情報の整理が為されている」   「このカテゴリは相当考えられているのではないか」 ------------------------------------------------------------------------- ■第2回課題の講評2(15:45〜)  ・3枚目プリント[須永さん]《ラグビー・KJ》配布  ・4枚目プリント[須永さん]《ラグビー・アウトライン》配布   「良い点と改善するべき点について」     ・ラグビーのマイナス面も盛り込んでいるということが目に付いた     ・ラグビーの良い面を書いたカードが多い     ・カードを5つに絞ったが、どうやってやったのかな     ・自身の体験に限らず客観的なラグビーの起源や歴史などがあってもよい     ・ラグビーをずっとされてきたのが伝わった     ・ラグビーの一般的なポイントを明確にしてある     ・その上で何をしたいのか?新入生を勧誘するなら…     ・読み手の対象を絞るべき     ・スポーツジャーナリズムとして、競技人口を増やすためなら、また違う方法で書くのかも     ・全体的に見やすくて言いたいこともまとめられている     ・楽しさやよさを伝えたいのなら、ラグビーをやっていない人の意見とかを聞いても良いのでは   「誰に向かって書いているのか?」   「一つ一つのカードは、どこかで聞いたことがあるような言葉」   「それぞれのカードが、トピックになるのでは」   「それぞれに対するあなたの解釈があったほうが面白いのでは」   「カードを出すという行為が、まだ足りない」   「アウトライン3節の"様々な面から迫る"よりも、もう少しフォーカスを絞った方が良いのでは」   ------------------------------------------------------------------------- ■第2回課題の講評3(16:02〜)  ・5枚目プリント[牛田さんさん]《新しい企画》配布  ・6枚目プリント[吉永さん]《実験ノウハウを後継に引き継ぐ》配布   「吉永さんのKJ法とアウトラインを見てどう感じたか」     ・良く出来ているなぁ     ・アウトラインの段落が分かれていて、細部まで分かれているのが良く出来ている   「階層性が意識されている」   「カテゴリは最初からあったのか」     ・KJ法を使ってまとめた     ・頭の中でもやもやしていたからマニュアルを整理する必要性を感じて、KJ法でまとめたら流れが作れた   「KJ法をやって発見があったのでしょう」   「カテゴリを作るのは、知的活動」   「人に伝わるようにカテゴリを作ることは重要」   「牛田さんのKJ法は、非常に時間をかけて図解しているように見える」   「どれくらい時間かけた?」     ・覚えていない     ・データを作るのに1日   「作りながら見つけると言う作業?」     ・授業で習った通りの方法     ・位置を交換したち何度もやった     ・思考錯誤の結果、こういう風になった   「カードの配置や線の引き方で、どれくらい時間をかけたかが分かる」 ------------------------------------------------------------------------- ■まとめ(16:13〜)  ・「ミッションやテーマ」と「アウトライン」のつながり《関係性》を常に意識する必要がある  ・「KJ法」や「アウトライン」は、頭の中にあるものをまとめる段階ではなく、新しく発見する段階である