テクニカルライティング(2004/10/25)授業ログ ■はじめに(14:47〜)  ・プリント配布(2枚)     ・KJ法の手順     ・続・発想法(川喜多二郎 中公新書 1970)の図  ・前回の課題に対するコメント  ・今までやったことのプロセスのまとめ     ・妥当なテーマ・ミッションを考えなければいけない        ※妥当性を確保する為のチェックリスト(分析シート)を考えたもらった  ・宿題提出用のメールアドレスができました     ・2004tw@crew.sfc.keio.ac.jp  ・今日やることの説明     ・設計       ※何を         →KJ法(本日)       ※どんな順番で(分量も)         →アウトライン(次週) ■KJ法の説明(15:00〜)  ・KJ法とは何か     ・KJ法→観察《解釈》→記述       ※ビジネスでもよく使われる       ※川喜多二郎の考えた発想法     ・プリントを使用しながら説明  ・KJ法の手順     1)カードを作る       ※テーマに関係することを全てカードに記述する     2)カードを分類してグループを作る       ※カードを見ながら同じような内容だと閃いたものを集め山を作る     3)グループに見出しを付ける       ※見出し=表札       ※何を言っているグループなのか     4)台紙を広げてグループの配置を考える       ※直感的にお互いの関係を考えて意味が近いと思ったものを近くに置く       ※左右だけでなく上下の関係もも直感で考える     5)グループをばらしてカードの配置を考える       ※1枚のカードに8枚以上のカードを全体に隣接させない       ※上・下・左・右・左上・左下・右上・右下の8箇所     6)グループ同士に関係線を引く       ※理性で考えすぎず、直感で       ※プリントミス         ×関係線は全体に交差させてはならない         〇関係線は絶対に交差させてはならない       ※制限のある中で直感的に考えることで論文のプロセスが自然と決まる  ・KJ法の注意     ・観念的な言葉は使わない(頭でまとめすぎてはいけない)     ・素朴に思ったことをそのまま書く     ・1つのカードには1文しか書かない     ・自分しか分からない言葉ではなく、他人にもわかる言葉を使う     ・頭にある先入観は忘れるべき(ボトムアップ=下から上を考える) ■KJ法を体験してみよう(15:22〜)  ・下準備(15:22〜)    ・使うもの       ・飲料水       ・付箋       ・台紙(A3)       ・鉛筆    ・目的       ・KJ法の雰囲気を味わってもらう     ・カードに書き出す(15:25〜)    ・課題       ・小売店の担当者に見せる文書を考える       ・A4 1〜2枚    ・注意事項       ・「〜は〜である」「〜は〜する」というセンテンスで考える       ・2人で1セット配るが、成果物は1人で作る       ・飲んでも構わない       ・コツはあまり考えないコト       ・発想の飛躍は別に構わない       ・客観的に書こうとしなくてよい       ・5感を発揮する       ・例          ※涼しそうな絵          ※山の絵→登山          ※触るとやわらかい          ※強豪他者の製品  ・グループ分けをしてカードを山にする(15:40〜)     ※1枚のカードで1つのグループを構成していても構わない  ・見出し(表札)を考える(15:50〜)  ・グループの配置を考える(15:55〜)  ・関係線を引く(16:05〜) ■おわりに(16:05〜)  ・PC上でKJ法を行なう為のツール紹介    ・http://www.sfc.keio.ac.jp/~tsaito/Hasso.lzh    ・メールでアナウンスします  ・出欠確認のメールをすること    ・学んだこと    ・言いたいこと    ・感じたこと